どうすれば「既知の情報」を探し出せるか(3つの情報と溜める技術)
2004年 03月 01日
前回のエントリでとても参考になるコメントやトラックバックを頂いた、どうもありがとうございます。さて今回はこのコメント、トラックバックをうけて、どのようにすれば「情報」を検索・整理できるかを考えてみたいと思う。
まずは、情報を整理するのにあたって、検索の対象となる「情報」をおおざっぱに3つに分類したいと思う。まずは、自分が知らない「未知の情報」。このような自分が今まで知らなかった「未知の情報」を調べるのにはGoogleやYahoo!といった検索エンジンを使うと思う。最近の検索エンジン(というよりもGoogle)を使えば、大概のことは調べられる。
2点目として「監視する情報」。これは、ある事柄についてある程度の知識はあるが、そのことについてより深く知るために、自分の知っている定期的にウォッチするための情報だ。例えば、私の場合はP2Pや無線、検索技術といった情報を得るために、定期的にIT系ニュースサイトを「監視」している。
従来は情報を定期的に監視するためには、通常のブラウジングやWWWCのようなサイトの更新チェッカを使うしかなかった。しかし、ここ最近になって次々と新しいツール(RSSやアンテナなど)が登場している。Googleなどの検索エンジンに対して目立たないかもしれないが「情報を監視」するツールは、現在のところ非常に面白いことになっている。これらのツールについては注意深く見ておく必要がある。
最後に、自分が“1度読んだことがある”あるいは“その存在を知っている”情報である「既知の情報」だ。この情報の整理が最も難しく、みなさんも苦労されていると思う。いや、整理するだけならば簡単かもしれない。問題はどのように「探す」かだ。「監視している情報」を複数持っている方は、何千・何万ものファイルから情報を探さなければならない。これは大変だ。
ここで、皆様は「そんな事はわかっている。それではお前はどのように情報を整理・検索をしているのか?」と思うかもしれない。ここで私がどのように「情報の整理・検索」をしているかを言う前に、まず「溜める」技術という本を紹介したい。この本はパソコンでの情報検索について書かれた本だ。詳しい内容は本書に譲るが、基本的に入手した情報は基本的に捨てない。その情報を整理せずに1つの箱(フォルダ)に入れておく。その箱から「情報」を探すというものである。
パソコンのHDDの容量は増加しており、普通の使い方をしていればパソコンのHDDがなくなることは無いと思う。そのため、基本的にデータを捨てることはない、ここまでは良いと思う。だが「整理せずに1つの箱に情報を入れておくだけでは、情報を探す時にどうするのか?」という疑問があると思う。恐らく手動で目的の情報を検索しようとすれば、途方もない時間がかかるだろう。
この問題を解決するために、情報検索は手動ではなくパソコン用の検索ソフトを利用する。このパソコン用のデータ検索ソフトもGoogleなどの検索エンジンに比べて非常に目立たない存在だ。しかし、個人的にはこれらのパソコン用の情報検索ソフトこそが「パソコンでの情報整理」の鍵となると思う。
次回は、パソコン用の検索ソフトを使った私の「情報整理・検索の方法」と、その問題点を見ていきながら、次代の情報整理・検索方法について考えてみたいと思う。
まずは、情報を整理するのにあたって、検索の対象となる「情報」をおおざっぱに3つに分類したいと思う。まずは、自分が知らない「未知の情報」。このような自分が今まで知らなかった「未知の情報」を調べるのにはGoogleやYahoo!といった検索エンジンを使うと思う。最近の検索エンジン(というよりもGoogle)を使えば、大概のことは調べられる。
2点目として「監視する情報」。これは、ある事柄についてある程度の知識はあるが、そのことについてより深く知るために、自分の知っている定期的にウォッチするための情報だ。例えば、私の場合はP2Pや無線、検索技術といった情報を得るために、定期的にIT系ニュースサイトを「監視」している。
従来は情報を定期的に監視するためには、通常のブラウジングやWWWCのようなサイトの更新チェッカを使うしかなかった。しかし、ここ最近になって次々と新しいツール(RSSやアンテナなど)が登場している。Googleなどの検索エンジンに対して目立たないかもしれないが「情報を監視」するツールは、現在のところ非常に面白いことになっている。これらのツールについては注意深く見ておく必要がある。
最後に、自分が“1度読んだことがある”あるいは“その存在を知っている”情報である「既知の情報」だ。この情報の整理が最も難しく、みなさんも苦労されていると思う。いや、整理するだけならば簡単かもしれない。問題はどのように「探す」かだ。「監視している情報」を複数持っている方は、何千・何万ものファイルから情報を探さなければならない。これは大変だ。
ここで、皆様は「そんな事はわかっている。それではお前はどのように情報を整理・検索をしているのか?」と思うかもしれない。ここで私がどのように「情報の整理・検索」をしているかを言う前に、まず「溜める」技術という本を紹介したい。この本はパソコンでの情報検索について書かれた本だ。詳しい内容は本書に譲るが、基本的に入手した情報は基本的に捨てない。その情報を整理せずに1つの箱(フォルダ)に入れておく。その箱から「情報」を探すというものである。
パソコンのHDDの容量は増加しており、普通の使い方をしていればパソコンのHDDがなくなることは無いと思う。そのため、基本的にデータを捨てることはない、ここまでは良いと思う。だが「整理せずに1つの箱に情報を入れておくだけでは、情報を探す時にどうするのか?」という疑問があると思う。恐らく手動で目的の情報を検索しようとすれば、途方もない時間がかかるだろう。
この問題を解決するために、情報検索は手動ではなくパソコン用の検索ソフトを利用する。このパソコン用のデータ検索ソフトもGoogleなどの検索エンジンに比べて非常に目立たない存在だ。しかし、個人的にはこれらのパソコン用の情報検索ソフトこそが「パソコンでの情報整理」の鍵となると思う。
次回は、パソコン用の検索ソフトを使った私の「情報整理・検索の方法」と、その問題点を見ていきながら、次代の情報整理・検索方法について考えてみたいと思う。
by kozai22
| 2004-03-01 22:11
| IT全般